肥満防止の食生活
基礎代謝が冬に比べて低いこの時期、体重が気になっていませんか?太り気味だから体重を測りたくないって、それはダメですよ。
体重は体調管理の観点からも毎日測るようにしましょう。ちょっと体重が増えてきたというあなた、単純に考えてください。油脂プラス糖分という組み合わせの食品を減らせばいいんです。
食事とおやつ
「好きなものを食べたい」「美味しいものを食べたい」いいじゃないですか。要はカロリーオーバーにならなければいいわけです。
昼、夜に普通の定食メニューを食べても、多くて1,500Kcal位でしょう。少なければ1,000Kcalちょっとですよね。朝はそれほどカロリーを取らないのが一般的。ある一定期間で平均すると食事だけでは少ないくらいです。
おやつはドーナツなどの洋菓子であれば300~400Kcal、和菓子ではこれより少ないかもしれません。おやつを毎日食べたいのであれば、昼食か夕食を少し調節すればOKですね。
食事とおやつに油脂プラス糖分のものがあれば、どちらかひとつカットするよう心がけてくださいね。
食生活と水分補給
食事は三食取っていますか。まずは規則正しい食生活が基本です。食事の時間が空きすぎるとホルモンが分泌され、エネルギーを取り込もうとしますので気を付けてください。
水分補給に清涼飲料水やスポーツドリンクを飲んでいませんか?運動していない方はカロリーの無い水で十分ですよ。
油脂プラス糖分の食べ物
カロリーの多い食品、つまり、油脂プラス糖分の食品で代表的なものを挙げてみます。
●食事・・・焼肉とご飯、唐揚げとご飯、カレーライス、カツ丼、天丼、ピザ、油分の多いラーメン、菓子パンetc.
●お菓子・・・ドーナツ(特にクリームやチョコが付いたものは注意)、スナック菓子、チョコレートとクッキー又はナッツ類の組合せ、パイ類etc.
その他、糖分は無くてもカロリーが多い食材として、ナッツ類全般、バター、マヨネーズは注意が必要です。
食べる量にもよりますが、これくらい頭に入れておけば良いのではないでしょうか?我慢する必要はなく、1日か2日で調節すればいいんです。気が楽になったでしょう。
必要なカロリー
成人が必要とするカロリーですが、あまり動かない方と肉体労働がある方では違ってきますし、スポーツ選手などは必要なカロリーが全然違います。
スポーツ選手以外では
成人男性・・・2,100~2,600Kcal
成人女性・・・1,700~2,000Kcal
程度と言われています。いちいち計算しなくて良いと思います。
滞留時間
胃での滞留時間は炭水化物で2時間前後、タンパク質で4~6時間、脂質では7~8時間になりますので、脂質の多い食品をたくさん食べた後にもたれるのは根拠があるのですね。
昼にカツ丼を食べたらお菓子に手が伸びにくいのも分かります。食べた直後は脳がマヒしていますから気を付けてくださいね。少し時間をおけば食欲は納まりますよ。
まとめ
食生活においては、油脂プラス糖分という組み合わせの食品を減らすことを考えてくださいね。自然と摂取カロリーが抑えられ、肥満防止に繋がります。単純思考で体調の管理が出来ると思います。
2020.7.11