大量の汗をかいた後
東京も日を追うごとに蒸し蒸ししてきました。明日から8月ですがやっと梅雨明けしそうですね。
ウオーキングをしているとかなりの汗をかきます。7月は雨が多く日差しがほとんどありませんでした。それでも脇の下や背中はびっしょりです。
これからは大量に汗をかくような暑さになりそうです。大量に汗をかいた時どうするか考えていきましょう。
対処
何と言っても水分補給が大切ですね。放っておくと熱中症になる危険があります。同時にミネラルが失われていることから、ミネラルの補給も必要となります。
汗で失われるミネラルは主にナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムで、大量の汗をかいた後はアクエリアスやポカリスエットが適しているかもしれません。
汗をそのままにしておくのも避けたいところです。タオルでふき取る、シャワーを浴びる、着替えるなどで対処しないと体が逆に冷えてしまいますので、気をつけましょう。
制汗対策
タオルで汗を拭き取った後、汗拭きシートを使用するのが良いかと思います。制汗スプレーは汗をかく前に使用したいですね。
少しの汗であれば直接汗拭きシートで拭くのも良いですが、大量の汗をかいた時はやはりタオルが最適です。
汗拭きシート
制汗成分が入ったもの、消臭成分が入ったもの、殺菌作用のあるもの、香料タイプあるいは無香料タイプなど色々あります。以下に代表的な製品を挙げておきます。
女性用
●ビオレ さらさらパウダーシート デオドラント(花王)
●キュレル スキンケアシート(花王)
●Ban 爽感さっぱりシャワーシート(ライオン)
男性用
●シーブリーズ アイスタイプボディシート(エフティ資生堂)
●ギャツビー シャワーペーパークリアシャボン(マンダム)
●メンズビオレ専用デオドラント(花王)
汗とは
汗をかく哺乳類は人と馬のみで、その他の哺乳類は足の一部など限られた部位でしか汗はかけません。犬が舌を出してハアハアしているのは汗をかけないための体温調節ですね。
汗は、体温調節を行うという重要な役割を果たしています。皮膚表面からの汗の蒸発は、気化熱による冷却効果があります。また、汗はフェロモンでもあるんですよ。
暑いと汗をかきますが、緊張や吐き気でも発汗します。ワキ、手のひら、足の裏などにかくことが多いです。
汗の成分はほとんど水です。その他ミネラル(ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム)、乳酸塩、尿素、皮脂が含まれます。
大量の汗をかくと結構な量の塩分が失われますので、気をつけなくてはなりません。
注意点
汗をそのままにしておくと、カビや細菌が増殖します。細菌からタンパク質が溶け出し、アレルゲン物質となってアレルギーを起こすことがあります。
細菌の増殖により、臭いの原因にもなります。特に足の裏は想像以上に汗をかきますので、気をつけるべきではないでしょうか?靴には消臭・除菌スプレーの使用をお勧めします。
会社でのウォーキング
会社員時代、定年前の7年間は昼休みに敷地内をウォーキングしていました。気温が高い時期は汗をかきます。部屋に戻ると、汗拭きシートを持ってトイレに行き、汗を拭いていたものです。
実は最初の頃、スプレーを使用していましたが、他人に迷惑を掛けている事を知り止めました。汗拭きシートもあまり香りの無いタイプを使用していましたね。
まとめ
これからの季節、運動や体力を使う作業をすると、大量に汗をかきます。まずは水分補給とミネラルの補給が大切です。
汗はそのままにせず、よく拭き取ってから体が冷えないように対処しましょう。着替え、シャワー、汗拭きシートなどで細菌等の増殖を防ぐ事が肝要ではないでしょうか?
2020.7.31