東京、神奈川は未定?
「Go To キャンペーン」にはトラベル、イート、イベント、商店街の4種類が設定されています。
「Go To トラベル キャンペーン」にやっと東京都も加わりそうですが、新型コロナウイルスの感染者数によってはどうなるか分かりません。
近々、始まると思われる「Go To イート キャンペーン」、対象は47都道府県。資料を確認したところ、東京都、神奈川県がありませんでした。
未だ、未定なのでしょうか?
未定の影響
総務省統計局の2020年4月確定値によると日本の人口は1億2593万人。内、東京都は約1,400万人、神奈川県は約920万人。
パーセンテージはそれぞれ11.1%と7.3%、合計18.4%です。流入人口を考慮すると2割以上になるかもしれません。
また、東京や神奈川は観光地でもあり、旅行や遊びに来られた方が、折角来たのに利用出来ないとなると残念な気持ちになってしまいます。
マイナスの影響が大きすぎるのではないでしょうか?
キャンペーンの目的
イート キャンペーンの内容は農林水産省ホームページに載っており、目的は感染予防対策に取り組みながら営業している飲食店および、食材を供給する農林漁業者を支援するためとあります。
東京都や他府県では飲食店に対し、自粛要請がなされた期間がありました。飲食店は非常に打撃を受けており、回復支援の一環かと思われます。
制度の概要
「Go To イート キャンペーン」とはどういうものなのか、制度について簡単に紹介します。
プレミアム付食事券の発行
地域の飲食店で使える、プレミアム付食事券を各都道府県等の単位で販売します。
プレミアム付食事券は、販売額の25%を国が負担。つまり、25%分お得な券と言う事です。但し、プレミアム付食事券で支払いの際、おつりは出ません。
購入制限: 1回の購入にあたり、20,000円分まで
販売期間: 2021年1月末まで
有効期限: 2021年3月末まで
オンライン飲食予約ポイント付与
オンライン飲食予約サイト経由で、キャンペーン期間中に予約・来店をしたお客様に対し、次回以降にキャンペーン参加飲食店で利用出来るポイントを付与します。
オンライン飲食予約委託事業者:ぐるなび、カカクコム、ヤフー、一休、EPARK グルメ、リクルート、フードテックパートナー(favy、トレタ、ポケットチェンジ)、スターツ出版、Retty、auコマース&ライフ、USEN Media、esbase、表示灯
付与されるポイント: 昼食時間帯は500円分 / 夕食時間帯(15:00~)は1,000円分のポイントを付与
ポイント付与の上限: 1回の予約あたり10人分(最大10,000円分のポイント)
ポイント付与の期間: 2021年1月末まで
ポイントの利用期限: 2021年3月末まで
飲食店が守るべき感染症対策
飲食店が登録する際に、ガイドラインに基づき感染予防対策に取り組んでいる事が条件。また、取組内容を店頭掲示する事になっています。
感染予防対策の内容は
・店舗入口や手洗い場所には、手指消毒用に消毒液を用意する。
・店内には適切な換気設備を設置し、徹底した換気を行う。
・他グループの客同士ができるだけ2m(最低1m)以上空くように間隔を空けてテーブル・座席を配置するか、テーブル間をパーティション(アクリル板又はそれに準ずるもの)で区切る。
・カウンター席は、他グループの客同士が密着しないよう適度なスペースを空ける。
・一つのテーブルで他グループと相席する場合には、真正面の配置を避けるか、テーブル上をパーティションで区切る。
※カラオケ設備があっても使用は出来ません。
東京の住宅地
夕方のウォーキング時、飲食店が並んでいる場所をよく通りますが、6月以降、東京の住宅地の飲食店は客で込み合っているのをよく目にします。
外でマスク姿の方が多いのに、狭い店でくっついて飲食しているのは不思議な光景ですね。
新型コロナウイルスの重症者数は、何か月もの間増加していないのも事実です。意外と庶民感覚の方が正しいのかもしれません。
まとめ
今回は「Go To イート キャンペーン」について紹介しました。但し、関東では東京都と神奈川県がどうなるか確認出来ませんでした。
東京や神奈川の飲食店には日本の2割以上の需要があると思われます。「ウィズ コロナ」なのであれば、早めの導入をお願いしたいと思います。
2020.9.23