8月に株が上昇
東京のお盆は7月です。新型コロナに加えあいにくの雨続き、今年は墓参りを断念しました。墓から両親の「来るな」と言う声が聞こえたような気がしました。
全国的には今日から盆休み、ただいつもと違うのは新型コロナの影響で移動しない人の割合が多い事でしょうか。
もうひとつ、いつもの8月と違うのは株高、日経平均株価の7月31日終値が21,710円だったのに対し、今日8月13日終値が23,249.61円と7.1%上昇しています。
出来高も多いので本格上昇かもしれません。
株高の原因
私は専門家ではありませんので、はっきり言って不明です。但し、出来高を伴って上昇していることから、海外の大口ファンドや大口投資家が休んでいないと思われます。
世界中の各国で金融緩和を行い、お金がジャブジャブになっている事は間違いありませんね。余裕資金が投資に回っているのではないでしょうか?
8月のアノマリー
通常、8月は夏枯れ相場と言われ、大口ファンドや大口投資家が休暇を取っており、出来高が非常に少なく株価も下落する事が多いですね。
日経平均株価の過去10年間の騰落率は以下の通りです。
(上段が年、下段は%)
2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 |
-7.5 | -8.9 | 1.6 | -2.0 | -1.3 |
2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 |
-8.2 | 1.9 | -1.4 | 1.4 | -3.8 |
10年間で上昇したのは3回しかなく、上昇幅も1~2%です。下落した7回のうち3回は7~8%台と大幅下落となっています。
違和感
テレビに出演している証券会社のアナリスト等は、業績が芳しくない企業が多いことから、上値が重く、日経平均株価は23,000円以上は厳しいとの意見でしたが、早くも崩れました。違和感がありますね。
今後、何が起こるか分かりませんので、日経平均は下落に転じ通常と同じ経緯を辿る事があるかもしれません。
業績通りに株価が変動するなら、誰でも予測出来て儲けられるのにそうはなりませんよね。
参考になるユーチューバー
私が参考にしているのは高橋ダンさんと高田資産コンサルの高田さんです。YouTubeで意見を聴くのが習慣になりました。
特に高橋ダンさんは毎日配信があり、登録人数が右肩上がりです。また、お二人とも、業績と株価を結びつけようとしていません。
高橋ダンさんはチャート、特にMACDの分析に優れています。長年ウォール街で仕事されていることから、テレビの経済番組とは違った視点で意見を述べ、必ず根拠を示してくれるので信頼感が違います。
高田さんはチャート、特にボリンジャーバンドの分析をよくしています。特徴的なのは大口投資家の手口から思惑を探る事です。興味深い内容ですよ。
投資とギャンブル
5月8日の記事のおさらいになりますが、投資とは「利益を得る目的で、事業・不動産・証券などに資金を投下すること。転じて、その将来を見込んで金銭や力をつぎ込むこと」。
ギャンブルは「予測が難しいことにお金を賭けて、儲けようとすること」。また、必ず相手が必要です。
株の売買は買い方と売り方が必要です。双方いないと売買が成立しません。そして、将来にお金をつぎ込むのですから、ギャンブルそのものではないでしょうか?
株主優待銘柄
8月に株を売った経験はありません。下がっている事が多いのですから。買ったの事は2回あります。そのうちの1回は株主優待が目的で、9月期限の株主優待銘柄を購入しました。
株主優待は海外にはほとんどなく、日本独特のサービスと聞いた事があります。9月期限の銘柄は凄く多いですよ。
株主優待銘柄を馬鹿にしている評論家もいるようですが、私は良い思いをしています。
まとめ
8月もまだ日数があり、今後の日経平均株価がどうなるかは分かりません。但し、出来高が多いことから、いつもと違うように感じています。
東証一部は海外の大口ファンドや大口投資家の独壇場。競争相手は強敵です。投資は余裕資金でしてくださいね。あくまでも投資は自己責任でお願いします。
2020.8.13