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個人投資家の資産が急増しているかもしれません?その理由とは!

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個人投資家の資産

緊急事態宣言は解除されたものの、売上・利益の大幅減少、破産、失業などの報道が目立ちます。経済的には回復に時間を要しそうですが、日経平均はこのところ大幅に上昇しています。

注目したいのは個人投資家の動きです。コロナショックで急落した株価。上昇したとはいえ、1月17日の最高値まではまだ2,000円以上あります。その中で、株で利益を上げ資産を急増させている個人投資家が、結構いるのではないかと思っています。

マザーズ指数

下の表をご覧ください。日経平均、TOPIX、マザーズの指数です。今年の最高値から最安値までの下落率と最安値から今日までの上昇率を表しています。

マザーズは最高値から37.5%下落しました。そこから今日まで約70%上昇し、最高値を6.1%上回っています。驚きのパフォーマンスですね。個人投資家は株が下落した局面で、かなり株を買ったという話がありました。いわゆる逆張りですね。そうであるならば、相当な利益を出している可能性があります。

2020年 日経平均 騰落率
最高値 24115.95
最安値 16552.83 0.686
5/28の終値 21916.31 1.324
2020年 TOPIX 騰落率
最高値 1745.95
最安値 1268.46 0.727
5/28の終値 1577.34 1.244
2020年 マザーズ指数 騰落率
最高値 893.27
最安値 557.86 0.625
5/28の終値 947.98 1.699

※騰落率欄は上が最安値/最高値、下が5/28の終値/最安値

マザーズ市場は個人投資家

株価のニュースといえば日経平均、TOPIXですね。マザーズ指数なんて経済番組以外では取り上げません。だから、個人投資家の動向は陰に隠れているのではないでしょうか?

マザーズ市場の多くは個人投資家で占められています。対して日経225やTOPIX銘柄は、海外の大口投資家いわゆる〇〇ファンドの主戦場で、70%近くは海外の大口投資家だと聞いた事があります。その他も国内の大口ファンド、生保、信託銀行、GPIF、日銀などで占められ、個人投資家の割合は小さいのではないでしょうか?

個人投資家の考え

もちろん、個人投資家だって東証一部で多くの取引をしています。それでも個人投資家が株価の変動に関わるなんて出来ません。

そういう意味ではマザーズ銘柄の方が、利益を得やすいと考えている投資家がいるのではないかと思います。但し、マザーズ銘柄は株価の変動率も大きく、急上昇・急降下が結構あります。注意深くウォッチする必要はありますね。

日経平均が上昇する可能性

日経平均の上昇要因は、空売りしている大口ファンドが買い戻している事だと思います。買戻しが終了し本格的に買って来るようなら、さらに上昇する可能性があります。逆にマザーズ銘柄は利益確定売りが目立ってくるかもしれません。

まとめ

個人投資家は利益が出ても黙っていますよね。密かに、にやっとしている方が多数いるのではないかと思います。羨ましい限りですね。あくまでも投資は自己責任でお願いします!

2020.5.28