全国高校野球選手権の判断
毎年甲子園で開催される夏の全国高校野球選手権大会が中止となりました。都道府県大会は地方に委ねるとの事ですが、非常に残念です。
夏に屋外スポーツが出来ないのであれば、今年は何も活動できませんよ?現在、新型コロナは収束に向かっています。準備や都道府県予選を考えると難しいのは承知ですが、何とかならなかったのでしょうか?
中止の理由
首都圏や北海道は緊急事態宣言が継続しています。学校も再開されていないことから、部活動を休部している高校が多いのも事実でしょう。早い所では6月から予選が始まります。
高野連は中止の理由に移動時や宿舎での密を挙げています。しかしながら、万が一、期間中に感染が発生した時の対処や日程的な問題も大きかったのではないかと思っています。
方針の決定時期
新型コロナの感染者数がこれだけ減少する以前に、方針を決定していたのかな?と勘繰りたくなります。そうであればもっと早く中止の発表をすべきだったのではないでしょうか?
高校球児は甲子園に出場するのが夢であり、だからこそ苦しい練習に耐えて日々頑張っています。球児の気持ちを考えると胸が苦しくてなりません。
高校野球への思い
私も元球児でした。弱小高校ではありましたが、もちろん、目標は甲子園。特に夏の予選は今でも夢に出てきます。あの時こうすれば良かったとか考えたりもするんですよ。いくら考えても過去は変わらないのに不思議だと思いませんか?それだけ高校野球に対する思いが強いのですね。
スポーツ競技の状況
野球だけでなくインターハイのほとんどは中止が決定されています。密着して行う格闘技やラグビー、室内で行うバレーボール・バスケットボール・バドミントン・卓球・体操などは確かにリスクがあると思います。
それらに比べ、陸上・野球・テニス・ゴルフなどはリスクは低いのではないでしょうか?
開催を前提とした対応を
感染拡大中であった3月にマラソンが実施されました。プロ野球も近いうちに開幕しそうです。感染者数の多いドイツではサッカーのブンデスリーガが再開しています。サッカーは結構接触プレーが多いですよ。
高野連だけでなく各競技団体のトップの方々はもう少し考えてほしいものです。
新しい社会様式の確立
新型コロナの撲滅は難しいと思います。今後は新型コロナとうまく付き合っていく事、つまり大きな波を抑えながら、新しい社会様式を作り上げていく事の方が重要ではありませんか?
まとめ
最後に、今年の甲子園大会は出来ませんが、都道府県の高野連には何とか試合が出来るよう進めてほしいと思います。
高校球児に思い出作りをさせてあげませんか?それが私の願いです。0か1かの違いは大きいですよ!
2020.5.21