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靴底に要注意!日本人だから忘れている?ウイルスを運んでいる?

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靴底に注意

最近ではサラッと確認している新型コロナウイルス情報。それでも目に入ってしまう?忘れていた事がありました。それは履いている靴です。靴底です。靴底にウイルスが付着していたら感染するリスクもありますし、ウイルスを運搬しているのです。

靴がウイルスを運搬

咳やくしゃみ、唾液はどこに飛びますか?床や地面に落ちます。感染者から排出されたウイルスが床や地面に落ち、靴底に付着して運搬され、あちこちに付いていると思った方が良いと思います。特に病院やクリニックでマスク未着用の患者さんが受診され、後で新型コロナ陽性と分かった場合は危険です。

日本人と欧米人とペット

日本人は靴を脱いで家に入ります。欧米人は靴のままですよね。感染拡大の違いはそこにあるかもしれません。ペットの肉球も同様です。但し、ペットは自宅以外の建物に連れて入りませんので、人間に比べればリスクは低いと思います。

これからの季節は紫外線が強くなりますので、地面のウイルスは死滅してしまうかもしれません。

花粉とウイルス

花粉症になって20年以上になります。花粉が非常に多く飛んでいる日に、外から事務所に入った途端くしゃみ・鼻水が出たり、社員が出勤する度にくしゃみが出た事がありました。何故なのか、それは服や床の花粉が舞い上がるからです。

もちろん、量の違いはあるのかもしれませんが、目に見えるようなサイズの大きな花粉でさえ舞い上がるのですから、ウイルスだってその可能性はあると思います。

畜産農場の感染症対策

その昔、営業車で養鶏場、ブロイラー農場、養豚場などを訪問したことがありました。企業が経営しているような規模の大きな農場ほど感染症対策が徹底されていたように思いますね。

車が農場に入る場所には溝があり殺菌消毒液が入っています。車はそこを通らないと入る事が出来ません。また、農場事務所の前には、殺菌消毒液に浸したスポンジがトレーの中にあり、靴底を付けてから、あるいは長靴に履き替えてから事務所に入った事を覚えています。

密で飼育される家畜・家禽

外部の者が断りもなく畜舎に入るなんてもっての外です。出入禁止になってしまいます。そのくらい外部から細菌・ウイルス等が持ち込まれないよう対策されていました。なぜなら家畜や家禽は密集、密接で飼育されているからです。

畜舎によっては換気しているものの密閉された形式の畜舎もあります。そういった畜舎は完全に3密ですから、病原体が入るとすぐに感染が広がってしまいます。大きな経済損失によって経営に打撃を与えかねません。

まとめ

ほとんどの方は靴底を触るなんてしないでしょう。だから安心という事ではなく、靴底にウイルスが付着し、運搬しているかもしれないという認識は持った方が良いと思います。

2020.5.5