レジ袋は本当に必要か
今日はトートバッグを持ってウォーキングに出掛けました。買い物の予定があったからです。直前になって、7月1日からレジ袋が有料化されるのを思い出し、今から癖を付けておこうと思ったのです。
トートバッグに貴重品とマスクを入れウォーキング。帰り道で買い物をしたのですが、マイバッグを持参している人、持参していない人それぞれですね。
レジ袋は本当に必要なのでしょうか?無ければ無いで済むのではないでしょうか?
有料化の狙い
経産省の資料によると、レジ袋を有料化する事で本当に必要か考えてもらうキッカケにするとあります。
2019年1月に開催されたダボス会議での海洋プラスチックごみ問題から派生しているのならば、バッサリといっても良いのではと思ったわけです。プラスチックごみの環境に対する影響を考えるならばなおさらですね。
環境影響と発生量の順位
いずれも経産省の説明会資料からの抜粋です。プラスチックごみの環境への影響と発生量の国別順位を示します。
環境影響
プラスチックごみが環境に与える影響は次のようなものがあります。
・マイクロプラスチックによる海洋生物等への影響(海洋生物が食べる→消化できない→人間が食べる→健康被害?)
・船舶航行への障害
・観光、漁業への影響
・沿岸域居住環境への影響
発生量の国別順位
2010年の推計なので現在と異なる可能性はありますが、陸上から海洋に流出したプラスチックごみ発生量の順位です。
上位5か国はアジアの国ですね。多い順に、中国、インドネシア、フィリピン、ベトナム、スリランカでアメリカは20位、日本は30位でした。上位は人口の多い発展途上国が目立ちます。なお、発生量は省略します。
有料化の業種と除外対象
対象:小売業すべて
除外対象:環境性能が認められ、その旨の表示があるもの
①繰り返し使える厚手のもの(厚さが50μm以上)
②海洋生分解性プラスチックの配合率100%の買物袋
③バイオマスプラスチックの配合率25%以上の買物袋
(経産省の説明会資料より)
課題
東京ではイトーヨーカドーは以前からレジ袋は有料でした。また、私が以前住んでいた地方では、レジ袋は基本的に無いというスーパーばかりでした。その中でコンビニや百均はどこの店でもレジ袋があります。
スーパーではレジでの支払い後に買ったものを袋に入れる場所がありますが、コンビニはありません。何か工夫しないと客が多い時は渋滞するかもしれませんね。また、レジ袋減少による製造メーカーへの影響は少なくないと思います。
子供の頃
レジ袋はいつから普及したのでしょうか?気が付いた時は今の状態であったかもしれません。私が子供の頃は、商品を新聞紙に包んで渡す、紙袋に入れて渡すのが普通でした。
まとめ
7月1日からレジ袋が有料化されます。主導する経産省では説明会も行っているようです。詳細に関しては説明会資料をご覧ください。
今日は、一部抜粋した内容となりました。プラスチックごみが環境問題であるならば、バッサリ失くす事を実施した方が良いと思います。袋を持参する事はすぐに習慣になるのですから。
2020.6.26