考え方
皆さん、資格はどれだけお持ちですか?医歯薬系の大学ではほとんどの学生は卒業後に国家試験を受けますよね。理工系、文系でも一部の学生はそうでしょう。また、専門学校の方も同様に多いかもしれません。
今回は社会人になってからの事。業務上必要に迫られて、あるいは将来転職や独立を考えて、資格取得するといった場合の考え方と方法です。
資格試験はしょっちゅうあるもの、一年に一回しかないものなど色々ですが、回数が少ないものほど難易度は上がります。いずれにしても一回で決める事が重要だと思います。
社会人になれば暇ではありません。複数の資格が必要な場合が出てきたりもします。ひとつの資格取得に何回も挑戦したくはないですよね。
最初にやる事
まずは試験がいつあるか確認し、テキストを購入しましょう。過去の問題集があれば同時に購入して、何問かやってみてください。自分の立ち位置が分かるはずです。
テキストは量と難易度で時間がどのくらいかかるか大凡の判断がつきます。多少の余裕期間を持って学習を終了するという目標設定にしてください。
いつ、どこで、どう学習するかを盛り込んでスケジュールを作成してください。スケジューリングはとても重要ですよ。難しいのであれば学習しながら修正する必要があります。
学習方法
受験のひと月前には態勢を整えたいですね。スケジュール通りに進行していれば、1か月は復習の時間に充てれば良いと思います。
テキスト
近くに資格取得した方がいれば聞いて頂いても結構です。但し、自分にあったものを選んでください。
過去問題集
あれば必須です。必ず出る問題もあるはずですし、やっていくうちに傾向が分かるのではないでしょうか?
学習場所
独身、家庭がある、小さい子供がいるといった環境で違ってきます。また、自分の部屋があるかないかも影響します。
家で出来ない場合は、平日であれば会社帰りに喫茶店やコーヒーショップ、休日は図書館を利用するなどの工夫が必要ではないでしょうか?
学習時間
平日に毎日1時間ずつでも出来るのであればやってください。出来ない場合は週1回でも1、2時間絶対に学習する事が要求されるかもしれません。
休日はすべて学習に充てるのは困難でしょう。家だったら、皆が起きる前の早朝に2、3時間出来れば結構捗りますね。
後は休息や余暇あるいは家族サービスしてください。何らかの犠牲は生じても、家族を犠牲にする必要はありません。
資格取得の意義
会社の業務で必要な場合や資格を持っていないと仕事が出来ない場合は義務となります。
先が予測しにくい時代になってきました。転職を考えたり転職せざるを得ない事態になる事もあります。
そういった時に、資格を持っていれば強みになります。それだけで就職に結びついたり、多方面への転職活動が出来るかもしれません。
コーヒーショップやマクドナルドに朝早い時間に行ったことはありませんか?年齢に関係なくテキストを開いている方を多く見かけます。特に休日の朝は顕著です。
自分の経験
50歳近くになってから仕事上資格が必要になり、いくつか資格を取得しました。その時は、この年になってと思ったものです。
残業もあったのですが、平日はコーヒーショップで1時間と決めて学習しましたね。お陰で休日は土日どちらか早朝のみの学習で乗り切る事が出来ました。
その後、少し難易度の高い資格も目指しましたが、挫折したのは心残りです。定年が近くなり取得する執念がもう無かったですね。
まとめ
これから資格取得を考えている方は、テキストや過去問題集を確認の上、スケジュールを立ててください。スケジュール通り進行すれば取得出来ますので、頑張ってください。
試験は一回で合格してくださいね。得するかどうかは分かりませんが、損する事は絶対にありませんよ。
2020.7.26