食欲が無い時はナッツ
東京の予想最高気温は33℃でしたが、実際は34℃を超えたようです。これでも幾分楽に感じました。
暑い日が続くと食欲が湧かないなんて事もあるのではないでしょうか?冬と比べて多少食べなくても基礎代謝の関係から痩せませんが、きちんと栄養は取りたいですね。
食欲が無い時はナッツをオススメします。一粒の栄養価が高く、少量でもエネルギーが補給でき、ビタミンやミネラルも豊富です。
ナッツの栄養と効果
ナッツの栄養成分と期待出来る効果は以下の通りです。
●マカデミアナッツ・・・3大栄養素、ミネラル、食物繊維を多く含み、血流改善、酸化防止、疲労回復、肌の代謝促進効果が期待出来ます。
●ヘーゼルナッツ・・・オレイン酸の含有量がナッツNo.1。ビタミンE、カルシウム、マグネシウムもバランスよく含まれ食物繊維が豊富。抗酸化作用、老化防止作用、腸内環境の改善が期待出来ます。
●栗・・・たんぱく質、ビタミンA・B1・B2・C、食物繊維の他、カリウムなどのミネラルが豊富で、脂質は少ないです。高血圧予防、日焼け防止作用、ストレスや風邪などの抵抗力を高める事が期待出来ます。ビタミンCは加熱に強いタイプ。
●アーモンド・・・ビタミンEの含有量が多く、オレイン酸、食物繊維、ミネラル、ポリフェノールを含み、天然のサプリと呼ばれるほど栄養価が高いナッツ。コレステロール抑制作用、動脈硬化、高脂血、糖尿病予防に効果が期待出来ます。
●クルミ・・・脂質はナッツNo.1。70%以上ですが、コレステロールはゼロ。オメガ3脂肪酸、ポリフェノール、メラトニン、ビタミンE・B1・B6、葉酸、マグネシウム、銅、亜鉛が多く、抗酸化作用や睡眠効果が期待出来ます。
●ピーカンナッツ・・・ビタミン類が多く、マンガンや銅などのミネラルも多いため、抗酸化作用、貧血予防、老化防止、免疫力向上などが期待出来ます。アメリカではポピュラーなナッツ。
●カシューナッツ・・・オレイン酸を50~70%含有。たんぱく質、ビタミンB1の他、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラルを多く含みます。抗コレステロール作用やカルシウムの吸収率を高めるなどの効果が期待出来ます。
●ブラジルナッツ・・・ビタミンB群・E、必須アミノ酸が多いスーパーフード。セレンの含有量も多いです。抗酸化作用や免疫力向上が期待出来ます。一粒で一日の栄養素が補えると言われています。
●ピスタチオ・・・リノール酸、オレイン酸、ビタミンB1・E、カリウムや鉄などのミネラルも豊富。高血圧予防、疲労回復効果、むくみや老化防止、美肌効果が期待出来ます。
ナッツとは
ナッツとは食用になる木の実の事です。ピーナッツは土の中になるので、定義からはナッツではありません。
分類
●堅果・・・外側の殻がとても硬いもの。
ヘーゼルナッツ、マカデミアナッツ、栗など
●核果・・・果実の中に大きな核があるもの
アーモンド、クルミ、ピーカンナッツなど
●種子・・・核果の核にある種子のこと
カシューナッツ、ブラジルナッツ、ピスタチオなど
特徴
●健康食や美容食として注目されている
●油脂などの栄養が豊富で、栄養価が高い
●長期保存が出来る。保存食として世界中で利用されている
●エジプトや中国では神事、催事の供え物であった
試してみては
ズバリ、トップバリュの「3種のミックスナッツ」をオススメします。値段も280円弱(税別)と手頃なうえ、82gと持ち歩けるサイズ。
塩味が丁度良くナッツの味や風味を生かしています。ナッツはアーモンド(アメリカ)、くるみ(アメリカ)、カシューナッツ(ベトナム)の3種類。クセになる美味しさですね。
栄養成分は以下の通り
●エネルギー・・・540kcal
●たんぱく質・・・14.7g
●脂質・・・47.7g
●炭水化物・・・15.5g
●食物繊維・・・5.3g
ナッツ3種類の栄養成分を取れるメリットがありますね。
まとめ
これだけ暑い日が続くと食欲が減退する時があります。おススメは少量でも栄養価が高いナッツです。無塩のナッツ類も販売されていますよ。
栄養成分からは中高年向きの食材かと思います。カロリーが多いので、食べ過ぎには注意してくださいね。
2020.8.18