スイカで水分補給
東京は梅雨が終わりそうな気配を感じます。気温だけでなく湿度も高く、喉の渇きを覚えることが増えてきました。
熱中症予防に水分補給をしていますか?水分補給は喉が渇く前にした方が良いとも言われています。こまめな水分補給をしてくださいね。
スイカは今が旬です。夏の代表的果物ですが、非常に水分が豊富なうえカロリーが少ないので、おやつに食べると水分補給が出来てヘルシーな食べ物だと思います。
スイカの栄養成分
スイカは約90%が水分です。意外と知られていないのが栄養成分ですよね。スイカの可食部100g中に含まれる主な成分は
・カロリー・・・37Kcal
・タンパク質・・・0.6g
・脂質・・・0.1g
・炭水化物・・・9.5g
・カリウム・・・120mg
・βカロテン・・・830mcg
出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)
低カロリーでカリウム、βカロテンが多いのが特徴です。この他に、リコピンはトマトの1.4倍含まれていると言われています。
カリウムはナトリウムの排出促進作用があります。また、βカロテンやリコピンには抗酸化作用がありますので、夏バテ予防になる果物と言っても過言ではありません。
旬の時期と産地
旬の時期
スイカの旬は7月ですが、8月前半までは美味しく頂けます。産地によって多少の違いがあるからですね。
産地と収穫量
収穫量の多い順に
1.熊本県・・・4万7千トン
2.千葉県・・・3万9千トン
3.山形県・・・3万2千2百トン
4.鳥取県・・・2万6百トン
5.長野県・・・1万9千3百トン
以下、新潟県、茨城県、愛知県となっています。熊本県のシェアは14.2%、千葉県は11.8%です。
出典 農林水産省 作況調査(2017年)
東京では距離の関係からか茨城県がもっと上位かと思っていました。山形県産、北海道産のスイカが出回るとおしまいを感じてしまいます。
夏が旬の果物
7~8月が旬の果物は、スイカの他にメロン、桃、ブドウ、マンゴーが主なものになります。
カロリー、タンパク質、脂質、炭水化物の量はスイカと近い値です。但し、ブドウとマンゴーはカロリー及び炭水化物がスイカの1.6~1.7倍あるのですね。
どの果物も水分が豊富でカリウムを多く含んでいます。夏にふさわしい果物と言えますが、一番低カロリーな果物はやはりスイカです。
大好物だが食べていない
実は私はスイカが大好物です。台所や冷蔵庫にスイカを見つけるとウキウキするほどです。
毎年7月中旬から8月上旬に食べますが、意外とチャンスは少ないような気がします。重いのでしょっちゅう買ってこられませんよね。
スイカはそのままだと冷蔵庫に入りませんので、一口大に切って皿に盛り冷蔵庫に入っている事が多いんですね。家族の誰かが知らないうちに食べて無くなっている事もあります。
昔の食べ方
スイカの食べ方は家によって違うかもしれません。昔は食べやすい大きさにカットしてかぶりつきました。適当に塩を振って食べると甘さが増して美味しかったですね。
冷えてないスイカを家族で食べてから、冷蔵庫で冷やしましたよ。中高生になると、冷やしたスイカを半分にし、フォークで種をはじきながら食べる事も多かったです。
いまから考えると凄い量を食べていたんです。暑い中、スイカを食べると多少の涼しさを感じる事が出来ました。
まとめ
スイカは今が旬です。水分が豊富なうえ低カロリーなのでおやつに最適。また、カリウムやβカロテン、リコピンも多く含んでおりとてもヘルシーな果物と言えます。想像以上ではありませんでしたか?
2020.7.21