暑すぎるオリンピック
日中はともかくウォーキングした夕方も暑かったですね。気持ち悪くなるような気温でした。後半は普通の速度で歩きましたよ。
ふと思ったのは来年の東京オリンピック。開催時期は7月21日から8月8日で、梅雨明け後の一番暑い時期です。今年は梅雨明けが遅く8月1日になりましたが、来年そうなるとは限りません。
特に屋外競技は今までのオリンピック史上一番暑いのではないでしょうか?屋外で競技する事自体、非常に危険だと思います。
屋外競技の選手はリタイア
屋外競技の中でも動き回る競技は本当に気の毒です。リタイアする選手が続出するような気がしてなりません。何事もなく進むよう祈るばかりです。
屋外競技の会場と日程は以下の通りです。(アーチェリー、ボート、カヌー、サーフィン、ヨット、自転車、馬術は除く)
●ゴルフ(霞ヶ関カンツリー倶楽部)
7月29日~8月1日:男子、8月4日~8月7日:女子
●サッカー(横浜国際総合競技場他)
7月21日~8月7日:男女
●スケートボード(有明アーバンスポーツパーク)
7月25日、8月5日:男子、7月26日、8月4日:女子
●テニス(有明テニスの森)
7月24日~8月1日:男女
●トライアスロン(お台場海浜公園)
7月26日:男子、7月27日:女子、7月31日:混合
●ビーチバレー(潮風公園)
7月24日~8月1日:男女
●ホッケー(大井ホッケー競技場)
7月24日~8月6日:男女
●ラグビー(東京スタジアム)
7月26日~28日:男子、7月29日~31日:女子
●陸上(マラソン、競歩除く):(東京スタジアム)
7月31日~8月8日:男女
●マラソン(札幌大通公園)
8月7日:女子、8月8日:男子
●競歩(札幌大通公園)
8月5日、6日:男子、8月6日:女子
●ソフトボール(横浜スタジアム、福島あづま球場)
7月21日~27日:女子
●野球(横浜スタジアム、福島あづま球場)
7月28日~8月7日:男子
観客も熱中症に注意
無事東京オリンピックが開催されると、海外からの観客もかなりの人数が訪れるはずです。
外国人にとってこの暑さは想像以上でしょうし、日本人ですら熱中症が多いのですから、心配になってしまいます。
競技時間が長いと選手だけでなく観客も不調を訴えて、毎日の様に救急車が出動するようになってしまうかもしれませんよ。とにかく熱中症に注意が必要です。
マラソン、競歩が札幌開催になった事は良かったですね。
東京の気温
東京の平年の最高気温は7月下旬が30~31℃、8月上旬が31℃です。但し、平均気温は1981年~2010年の30年間の平均で、今から40年前~10年前のデータを使用しています。
世界中のガイドブックにこのデータが使用されているとしたら、大したことないと思っている人が多いのではないでしょうか?
今週の東京の最高気温はすべて34℃以上で、35℃を超えた日が5日あります。全然違うのが分かりますよね。
今年、東京を訪れる予定だった海外の関係者にとって、7月下旬は梅雨で湿度だけだったかも分かりませんが、この暑さを経験出来ず残念でしょうね。
1964年の東京と違う
1964年の東京オリンピックは10月開催でした。私は小学校低学年、開会式は友達がカラーテレビを購入したので、一緒に見せて貰いました。
競技で記憶があるのは女子バレーの金メダルと体操競技、男子マラソンくらいですね。
競技を行う上でベストの気候条件だったと思います。決まった以上仕方ありませんが、7月下旬から8月上旬は過酷すぎるのではないでしょうか?
特にサッカー、テニス、トライアスロン、ホッケー、ラグビー、陸上の長距離は熱中症とも戦う事になりかねません。
まとめ
新型コロナウイルスの感染状況次第で、東京オリンピックが開催出来るかどうか分かりません。無事開催されたとしても競技以外に暑さと戦う事になりそうです。
特に屋外競技は熱中症対策をしっかりして臨む必要があるのではないでしょうか?
2020.8.15